vol.1「え、そうだったの?」
 

僕は人に言えるほどのものを持たない「ふつーの人」です。まぁ強いて言えば元気だけが取柄。お腹も壊さないし、熱が8、9度を越えても普通に生活する。英語やカタカナには結構弱い。

時にはウィットの事をウェットといい、コーンケロッグをコーンフロッグといって笑われたりする。(でもホントはケロッグコーンフレークなのでちゃんと名前自体を憶えてなかったりもする、これじゃぁカタカナ以前の問題だね-笑)これはきっと、オールバックのことをオールドバックと今でも平然と言ってのける母親のDNAに違いない。

(じゃ、ホームページでこんなに英単語使うなよ、と思うかもしれないけど、だってカッコイイじゃん・・って、ほんとは英単語を使うのはちょっとした理由があるんだけど、ま、これはいつか機会があったらということで)

ホームページトップの英文部分にもちょっとしたいきさつがあって、以前、書いていた英文を見て、ある作家さんが「意味は通るけど」「恥ずかしい英語だから」と言って直してくれたものでした。。
 

一方、奥さんの方はというと、こちらも実は最初からうつわに興味があったわけじゃない。

女子大(美学美術史専攻)を卒業後は美術全般に興味があって、銀座の資生堂ギャラリーに勤めた。いつの間にか(僕の知らない間に)うつわに興味を持ち、マスダスタジオという現代工芸では名の通ったギャラリーに勤めていた。(もっとも有名だということは後から知ったんだけど・笑)

絵画、彫刻、現代美術、工芸と、僕から見ると美術に関していろんな事を知ってる。絵画を見て書いた人を言い当てたり、展覧会に行って「この人面白いんだよ」と教えてくれる。聞いてる僕は、そんなことから身近に感じられたり、時代背景や意味を知ったりする。

そして、Cesnでは「ボツ」を頻繁に行使する。
ドラマを見るとたいてい泣いてるし、お笑いを見るとたいてい笑っている。決して難しい人じゃなく、分かりやすい人。
 

二人ともどちらかといえば温厚?で明るい?人だと思うけど、ことCesnのことになると、龍と虎に変貌する。(ガーと言えばガォーみたいな世界)そうやってCesnを運営してきた。

Cesnに関しては何でも楽しく、自分の考えを二人ともなかなか捨てない。「いいもの作ろう」「だめ、やりなおし」「もっと時間かけて」と二転三転、グルグル廻りながら進む企画も少なくない。(この読みものも、発案は本当はずーっと前なんだよね〜)

時には泣きながら仕事したり、ほんとに倒れそうになったりする(笑)。夜通しやってると「ハイ」になって笑いがとまらかったり、と。(真夜中に笑いながら仕事してるの、想像すると怖いなぁ・・)涼しい顔しているホームページでは想像もできないでしょ?(こんなこともバラしたりする。。)

こんな話しどーでもいいよと聞こえそうだけど、本題に入ったらなかなか言えなくなっちゃうから初回限りということで。それに僕や奥さんという登場人物の紹介みたいなのがあった方が、楽しいかなと思って。。なかなか最初からって見たり読んだりって、できないじゃん?
(ドラマはたいてい最初の1、2話を見れなかったりする僕としては)

でもこれ以上むだ話しが続くと本題に入る前に読む人がいなくなっちゃうかもとちょっぴり危惧する・・ので、次回は本題へ。
 

この原稿は、初めどちらが書いた方がいいのか悩んだ。当然、知識もアートやうつわを見てる量も多い奥さんが書くのが筋なのかもしれない。でも、あえて僕が書くことにした。僕自身は、現代工芸という領域だけを考えても素人。だから、初心者の目で皆さんに伝えることが出来るんじゃないかと思ってる。

これから「作家もののうつわ」を分かりやすくお伝えしたいなぁと思ってマス。(きっと、何度も原稿をボツにされるんだろうなぁ。。ちゃんと皆さんに読んでもらえるかなぁ。。一抹の不安)